あつ森(塩作り)
塩の作り方は簡単だ。
海水をとって、水を蒸発させるだけ。
綺麗な海からとった、海水だと良い塩になる。
さっそく私は海へ足を運んだ。
小枝を集めて、焚き火を作りさっそく海水を火にかけた。
その間に、浜辺の端から橋までをいったり来たりしながら、漂着物をさがす。
浜にはビンが漂着していた。
開けてみるとビンの中にはレシピがはいってるだ。
火にかけていた鍋に海水を入れつつ、道具作りも始める事にする。
今回作るのは、2種類
魚を釣るための釣竿とショボイスコップだ。
私は、大きく伸びをして、身体をほぐすとDIYを始めた。
塩を作りつつ、DIYをしているとハリマオがやってきた。
昨夜の
ゴソゴソの正体は分からなったらしい。
気にはなるが、仕方がない。
ハリマオは五つ子の4男で、すごく力が強かった。
私が海水を運んでいると、何をするのかを聞いてきたので、
塩を作っていると説明をすると手伝ってくれる事になった。
思いがけず人手が増えたので、他の塩も作ろうと思う。
海水からそのまま作る塩
ろ過した海水から作る塩
さらに手間をかけ
ニガリをとった塩の3種を作った。
島の特産になるかたぬきちに鑑定してもらおうと、私は広場へ向かった。
たぬきちに海水からの塩を見せると、すごく喜んで高額で買ってくれる事になった。
なんでも、ミネラルが豊富で良い塩らしい。
「これは、どーでしょう?」
私は、ろ過した塩を見せた。
たぬきちは目を輝かせて
「こ・・・これはすごいだなも!」
と驚き二倍の価格で購入してくれる事になった。
その金額を聞き、私はニガリをとった塩をおもむろにポケットから取り出した。
「なもなもなも!」
それを見た途端、たぬきちは声を詰まらせた。
「味をみても良いかなも?」
もちろんOKだと、私はその塩をたぬきちに渡した。
「塩なのに甘いだなも」
「不思議だなも」
ニガリをとった塩は、5倍の金額で購入してもらえる事になった。
安定して作れるし、島の特産にしても問題が無いとたぬきちは言ってくれた。
たぬき商店の社長のお墨付きをもらい。
塩をばるこ島の特産にする事に決めた。
夜中に聞こえるガサガサの音は、たぬきちも良くは分からないらしいが、テントの中にいたら大丈夫だと教えてもらった。
少し安心。
そして今日もサケが取れたので、たぬきちに渡すと。
島の昆虫を捕まえて欲しいと、依頼をうけた。
ショボイあみの作り方を教えてもらった。