あつ森(キャンディ)
朝起きたら、たぬきちから放送があった。
仮設テントから、建物に立て替えるそうだ。
案内所が新しくなる為か、たぬきちは嬉しそうだ。
そして、冒険者の最後の1人
キャンディがやってきた。
くま族だけあって身体は大きいけれど、紫色の毛並みがとても丁寧にお手入れされていて
話し方からも、彼女の育ちの良さを感じた。
冒険者とは、聞いていたけれど。
とてもそのようには見えず、まるで島へ
バカンスにでも来ている感じがした。
冒険者の皆が無事に島へ到着したと聞いたから、私は三人を自宅へ呼んで食事を振る舞うことにした。
彼らに、冒険者になって何をしたいのかと聞いたら。
ロデオは「ドラゴンをやっつけて、その肉を腹いっぱい食べたい」
と言い。
グルミンは「金銀財宝をたくさん見つけて、オシャレしたい」
と言う
そして、キャンディはその二人の話を
ウンウンと頷きながら。
「冒険者って、すべて夢がなうよね。ペロ」
て言っているのだ。
若者たちの考えてなのか、とても現実的な考えには思えなく、
ためしに
「薬草の採取やゴミ掃除」はと聞いてみたら
「ダサ~w」と三人に笑わてしまった。
面白そうなので
「ドラゴンをやっつける為にどうするの?」
って聞いてみたら。
「殴る」
「石をぶつける」
「蹴る」
って返事が返ってきたので。
調子にのった私は試しに
「もしドラゴンが飛んでたら、どうするの?」
って聞いてみたら。
「お、そうか!弓矢がいるな」
「そうね。買いに行きましょ。」
「うんうん。ペロ」
て三人はたぬきち商店へ買いに行く話を初めた。
弓矢を使った事があるのかを聞いてみたら、もちろん
「ある訳無いじゃん」
て返ってきたよ。
まぁそもそも、ドラゴンなんてこの世界にいるのか?
話にも聞いた事がなければ、私はいまだに見た事が無いのに。
「ドラゴンが見つかると良いね。」
そう言って私は彼らと分かれた。
三人が帰った後、私はどっと疲れた。