あつ森(衣装)
さて、ロデオに薬をあげた優しいスバルだが。
ハロウィン仕立の、化粧を覚えて朝からずーと鏡に向かっている。
顔は白粉を塗ったように真っ白になったり、塗り壁のような色になったりと、不気味だ。
最終的には、青い顔に赤い目になった。
こ、怖すぎる。
そして、マイデザインで
「こわわわわわ」と
「こここわわわ」という名前の帽子と服を完成させた。
スバルは、全身のコーディネートが完成すると、飛ぶように飛行場へ走っていき
パニーの島へ向かった。
パニーの島に着くと
家の前で優雅にヨガをしていたパニーさんは、スバルをみて普段の彼からは考えられないくらい驚いていた。
あまりにも驚き過ぎたのか
しばらくスバルを凝視して固まっていた。
スバルは、そんなパニーさんの行動に満足したのか、大喜びで写真館の中へ消えていった。
さて、
私が部屋に戻り優雅にお茶を楽しんでいると、
島の探索をしていたスバルが慌てて部屋へ飛び込んできた。
どうやら島で白黒の猛獣を見たらしい。
我が島は川で三つの島に別れている。
1つ目は役所やたぬき商店等があり、発展している島(ばるこ島)
我が島の中心であるので島名と同じでこう呼んでいる。
2つ目は橋を渡った所にある。かぼちゃ畑の広がっている島(こばる島)
この島の海岸では塩作りをしており、この海岸をコバルト海岸と呼んでいる為。
そして、三つ目が高飛び棒がないと行く事が出来ない、手付かずの島
(竹島)竹が生えている為だ。
この三つの島だ。
どうやら猛獣を見かけたのは、その手付かずの竹島らしい。
手付かずの島は、竹が所々に植わっていて、雑草も生い茂っている。
「猛獣かぁ・・・」
私は呟いた。
まずは、その情報が正しいのか調査が必要だと思った。
なぜなら報告に来たのがスバルで、彼は四歳の少年だからだ。
私は紙を一枚取るとりゅうに調査依頼をする為に手紙を書いた。
彼の活動時間は夜が多く、島で会うことはほとんどない。
ただ、行動は早いので結果はすぐに分かるだろう。
調査が終わるまでは、竹島へ行く事は禁止の方が良いと思い。
と記入をした。