あつ森(グルミン先生)

さて、三人に文字を覚えてもらうことになったので、新たに人を雇おうかと思ったが。

 

島の民のグルミンが、時間がある時に教えてくれると言うので、彼女に任すことにした。

 

場所は、待合室を使ってもらう事にした。

皆が集まったので、私は生徒の3名には同じ服をプレゼントした。

 

そして、先生をしてもらうグルミンにはメガネとローブを渡した。

 

全員がとても、喜んでさっそく着替えてくれた。

 

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グルミンの教え方は、冗談を混じえて面白いらしく、アンヌは大声でグルミンの質問に答えていた。

 

私はそんな彼らの勉強を背中越しに感じながら、自分の仕事を始めた。

 

実はりゅうから、以前に出した調査報告が届いたのだ。

 

猛獣の正体は(ジャイアントパンダ

だという。

 

ジャイアントパンダを調べてみると

食事は主に笹だが、青竹を破壊する犬歯があるために万が一襲われると、致命傷を受けるらしい。

 

また、動物園では温厚そうに見えるけれど、野生では凶暴な一面もあり。

人を襲うこともあるという。

 

身長も1m~2mで、体重も150キロもある

大きなのもいるらしい。

調べれば調べるほど、怖い生き物だ。

 

我が島に出た、ジャイアントパンダはもちろん野生だろう。

 

人族や獣族が襲われる危険があるというので、すぐに討伐しようと思う。

 

だが、そのような危険な生物をどのように討伐すれば良いのだろう

 

私は、りゅうとハリマオを呼ぶことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

あつ森(アンヌ)

冒険者の最後の1人はアンヌだった。

 

カエル少年(ストロー)と黒猫(キャビア)と同じ島の出だという。

 

よく喋りそうな口とおかっぱ頭が特徴だ。

ヒル族だという。

疲れているのか

話す度に(ふぅ)とため息をつく。

 

今日は来たばかりだから、疲れているのかもしれない。

 

私はゆっくりと過して欲しいと思い。

早々と彼女の部屋を後にした。

 

次の日、私は新たに加わった三名の冒険者を呼び出した。

 

私が部屋に着くと、彼等はすでに来ていた。

まず、

彼らの島への移住を記録しようと思い。

どのくらいの文字が理解出来るかを調べようと思った。

自分の名前を書けるかと聞いたら

 

ストローに「え!」ってビックリされた。

書けなければ、島で生活が出来ないと思ったらしい。

そんな事は無いと、安心させた。

 

黒猫のキャビアは、自分の名前なら書く事が出来ると言ったから。

書いてもらったら(きやびあ)てなってた。

 

そして、アンヌはモジモジと下を向いて黙り込んだ。

やはり、文字は難しいのだろう。

 

ただ、アンヌは以前の島でお店のお手伝いをしていたらしく、数字は完璧に書けていて

計算もすごく早かった。


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話してみると、とても素直な3人組だったので私が島で雇うことにした。

 

最近は、島の運営で人が欲しかったので丁度良い。

 

まずは彼らに文字を覚えてもらおうと思う。

 

良い仕事をするのにも、文字は知っていた方が良いだろう。

 

勉強をする気はあるのかと尋ねると。

三人ともすごく喜んでくれて

「よろしくお願いします。」と頭をさげた。

 

なんでも、

文字を教えてもらえるのは、選ばれた人だけなのだという。

 

どうぶつの世界も色々とあるのだな。と思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あつ森(キャビア)

カエル少年の仲間が別の島で迷子になっているらしい。

たぬきちから、情報を得た私はすぐに飛行機に飛び乗った。

 

迷子の名前はキャビアと言う。

 

文字が読めないため、この島へ来る予定だったのに違う島へ行ってしまったのだと言う。

 

私が飛行機に乗り、島へ到着すると、真っ黒のネコが居た。

 

最初に会った時は、少年だと思ったことは秘密だ。

 

彼女もまた、カエル少年と同じ島の出身だ。

 

我が島での出会いや、生活に期待をして、来てくれるのだという。


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話を聞いてみたけれど、カエル少年と同じであまりに良い生活をしていたとは、思えなかった。

 

服も一着しか持ってないのだと言う。

 

そう言った彼女は

まだまだ、暖かいのにセーターを着ていた。

 

 

彼女は以前の島では貝殻を拾って生活をしていたらしい。

 

島で貝殻を拾っても良いかと聞かれたので、もちろん可能だと伝えた。

 

貝殻なんて、黙って拾っていく人が多い中

わざわざ確認をするなんて、とても真面目な少女だな。と私は思った。

 

 

彼女が、少しでも良い生活を送れるように

貝殻が集まったら私が買取をする事を伝えた。

 

 

貝の加工レシピがあるという情報を手に入れたので、近いうちにレシピを探しに行こうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

あつ森(衣装)

さて、ロデオに薬をあげた優しいスバルだが。

 

ハロウィン仕立の、化粧を覚えて朝からずーと鏡に向かっている。

 

顔は白粉を塗ったように真っ白になったり、塗り壁のような色になったりと、不気味だ。

 

最終的には、青い顔に赤い目になった。

こ、怖すぎる。

 

そして、マイデザインで

「こわわわわわ」と

「こここわわわ」という名前の帽子と服を完成させた。

 

スバルは、全身のコーディネートが完成すると、飛ぶように飛行場へ走っていき

パニーの島へ向かった。


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パニーの島に着くと

家の前で優雅にヨガをしていたパニーさんは、スバルをみて普段の彼からは考えられないくらい驚いていた。

 

あまりにも驚き過ぎたのか

しばらくスバルを凝視して固まっていた。

 

スバルは、そんなパニーさんの行動に満足したのか、大喜びで写真館の中へ消えていった。

 

 

さて、

私が部屋に戻り優雅にお茶を楽しんでいると、

 

島の探索をしていたスバルが慌てて部屋へ飛び込んできた。

どうやら島で白黒の猛獣を見たらしい。

 

 

我が島は川で三つの島に別れている。

 

1つ目は役所やたぬき商店等があり、発展している島(ばるこ島)

我が島の中心であるので島名と同じでこう呼んでいる。

 

2つ目は橋を渡った所にある。かぼちゃ畑の広がっている島(こばる島)

この島の海岸では塩作りをしており、この海岸をコバルト海岸と呼んでいる為。

 

そして、三つ目が高飛び棒がないと行く事が出来ない、手付かずの島

竹島)竹が生えている為だ。

 

この三つの島だ。

どうやら猛獣を見かけたのは、その手付かずの竹島らしい。

手付かずの島は、竹が所々に植わっていて、雑草も生い茂っている。

 

 

「猛獣かぁ・・・」

私は呟いた。

 

まずは、その情報が正しいのか調査が必要だと思った。

なぜなら報告に来たのがスバルで、彼は四歳の少年だからだ。

 

私は紙を一枚取るとりゅうに調査依頼をする為に手紙を書いた。

 

彼の活動時間は夜が多く、島で会うことはほとんどない。

ただ、行動は早いので結果はすぐに分かるだろう。

 

 

調査が終わるまでは、竹島へ行く事は禁止の方が良いと思い。

 

私は広場の伝言板に(竹島渡航禁止)

と記入をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あつ森(ウリ)

「カブ~カブ~」

 

朝起きると外から元気な声が聞こえてきた。


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「あ、いらっしゃい!」

私が話かけると、びっくりしたように挨拶をしてくれた。

 

彼女はイノシシの少女で頭に大量のカブを乗せ島中でカブを売り歩いている。

 

今日は一カブが110ベルとお高めだったけど、彼女の健気に頑張っている姿に負け、私は10カブ購入した。

 

最近は、天気の影響なのか野菜がすべて高くなっている。

カブもその為に高いのかも知れない。

私が、カブを買い終わると。

「カブ   カブ   あ~がれ~

あ~がると   エエねぇ~」

と歌いながらさっていった。

 

 

「さてと」

彼女が立ち去った後、私はかぼちゃを見るために畑に歩いていった。

 

畑には立派なかぼちゃがたくさんなっていた。

 

天気の影響を受けずに、豊作だ。

私はスバルの手を借りて、かぼちゃをすべて刈り取った。

 

今日は、かぼちゃのシチューを作ろうと思う。

 

スバルは、刈り取ったかぼちゃを使って、DIYを始めた。

何を作っているのか分からないけれど、後の楽しみにしておこう。


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そういえば、

島の見回りをしているけど、今日はロデオを見ていない。

私は心配になって、家を訪ねると彼は風邪を引いていた。

 

彼は良い所のおぼっちゃまらしく、新しい環境で風邪を引いていたのだろう。

 

親の監視から外れた反動か、真夜中まで騒いでいたからだと思う。

同情の余地はない。

 

それに

体調が悪かったらベッドで寝れば良いのに!

 

部屋中を歩き回って

「頭がクラクラして、目が回っちゃうんだぁ~」

「うぅ・・・体がブルブルふるえちゃうんだぁ~」

と鬱陶しいほど訴えてきた。f:id:arekoso:20201004120330j:image

 

しばらくは、そのままにしておこう。

 

風邪をひいたら、少しは親の有難みが分かるかもしれない。

ロデオ少年にはたくましく生きて欲しいものだ。

 

私は「はやくベッドで寝なよ!」と伝えてその場をさった。

 

 

私が、薬を与えずに放置したロデオだが、その後にきたスバルに薬をもらい現在は回復に向かっている。

良かった良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

あつ森(キャンプ場のストロー)

キャンプ場が完成した次の日。

朝起きたら、しずえさんから、お客さんが泊まりに来てくれていると放送があった。

 

私はさっそくたぬきちの営業服に着替えて勧誘へ行ってみた。

 

キャンプ場には、テントが貼ってあった。


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中を覗いてみると、灰色のカエルがいた。


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少年はストローと言うらしい。

 

キャンプ場が出来たと聞いたので、1番にとんできたらしい。

 

私は、島で生活をするかと聞いてみた。

カエル少年もまた冒険者だと言う。

 

小さな島で生活をしていたらしいが、食糧難なのでこの島へ来る事になったのだと言う。

 

遅れて後の二人は来るらしいのだが、とにかくお金が無いらしい。

 

今は、荷物持ちをしながらお金を稼いでいるそうだ。

 

私は、三人分の家を用意することを伝えると、すぐにこの島で生活をする事に決めた。

 

場所は、かぼちゃ畑の北側にした。

 

水の確保の為に井戸も作った。

きっと生活をするには不便がないだろう。

 

この島で、カエル少年の生活が少しでも改善されれば良いと思う。

 

カエル少年の勧誘が成功したので、私はワクワクした気持ちで、かぼちゃ畑にきた。

 

かぼちゃ畑は、ツルが伸びていて実もなっていて、もうすぐ収穫が出来そうだ

かぼちゃの色は4種類あるらしいが、まだ何色が生るのかはわからないが、とても楽しみだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あつ森(仕立て屋)

朝起きると、放送があった。

いつもと違う事は、たぬきちからしずえさんに代わったことだ。


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しずえさんの最初の放送は、仕立て屋が出来た事だった。

 

しずえさんの放送は

初めてとは思えないくらい、ハッキリした口調でとても聞きやすかった。

 

 

しずえさんの放送で、仕立て屋の建設が分かったので、さっそく私は尋ねてみた。

 

お店の中では、あさみさんがミシンにかじりつき、一生懸命にお仕事をしていた。

 

話しかけても、素っ気ない態度でちょっと寂しい。
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お店にはたくさんの服が並べてあって、私はその中からさぎょうふくを買った。

 

さぎょうふくに着替えて、私は昨日植えたかぼちゃを見に行った。

 

仕立て屋を出て、かぼちゃ畑に向かう途中にロデオがいた。

彼は木の根元に座り海を眺めていた。

 

 

かぼちゃ畑に着くと、かぼちゃは小さな実を付けていた。

 

かぼちゃは、色の違いがあるらしい。

何色の実が付くのか楽しみだ。

 

かぼちゃ畑から見える海岸にはハリマオがいて、ダンベルを持って身体を鍛えていた。

 

塩作りのかたわら、島の見回りもしてくれている。

頼もしい限りだ。